2008年4月12日土曜日

あしならしPeaceWalk6 日野春/新府編






4/12日野春駅に4人が集まって9:20にスタート。この日のルートは交通の激しい七里岩ラインを出来るだ避けて道を探しながら新府/桃の郷を目差すミステリーツアー。
前夜プリントアウトした(いつものiMacが壊れて苦労しました)かなり細かいグーグルマップを見ながら歩く。これがなかったらたぶん大変だったかも。でも道はかなり正確だけれど道筋の建物や施設などの情報が少な過ぎて、これに頼っていると結局迷うことになってしまう。(それも一度だけだったので上出来かも)
しかし、日野春から穴山の道はなかなか風情のある道。すももの花盛りで、木の手入れをする人以外はほとんど見かけない静かな田園。それ以外ではリースにするつるを採取する若いお父さんと3人の子どもに出会っただけ。
たどり着いた集落は若神子新町そして境之澤、重久。どこも見事な満開の桜。

穴山に入るとすぐ「お茶の時間」という小さな看板が目に入る。一度行ったことのあるパンのおいしい店だ。それにイラク反戦で関係の浅くない清水さんの奥さんがやっているお店でもあるし。ということでそこでお茶にしようと急遽決定。500mほど県道から奥に入ってお店にたどりつくが、なんと穴山駅前でやっている『桜祭り』に出店していてお店はお休み。二テーブルほどしかない小さなお店の扉から覗くと9条ピースウォークのわれわれのチラシとか9条世界会議の印刷物が置いてあるのが見える。心残りだけれど、駅には少し遠いから諦めて、次の新府に急ぐことにする。いまは校舎も残っていない穴山小学校跡。桜やつばきが見事に咲いているだけになにかわびしさが心に残る。

141号線に下る道を横断して少し坂を下がっていくと桃の花のピンクが目に飛び込んでくる。再び狭い道を登ると、そこは一面の桃の花。ピンクの絨毯を敷いたような丘がつづく。満開というより7、8分咲き。桃の花の間を散策する人やキャンバスを立てて絵を描く人も多く、かなりの賑わい。
もう12:30を過ぎている。けっこうお腹は空いて来たけれど、お昼は新府城址でということで、もうひとがんばり。最後の階段の250段がきつかたね。登るとそこは花びらが風もないのに舞下りてくる桜の森。一面の桃の畑の向こうに八ヶ岳が見渡せる場所で背中のリュックを降ろして、さあ食べるぞ、と。ない。リュックの中をかき回すけれど、持って来たはずのおにぎりがない!そんな馬鹿な、と思ってもないものはない。まさにトホホ…。
しかし、いっしょの皆さんがご自分の食べる物をさいて、トホホのわたしにお恵みくださいました。食べ物のご恩は忘れるものではありません。あるがとうございました。

なんとかエネルギーも補給ができて、ゴールの新府駅に2:07分の電車が入る寸前に到着した。道を探しながらのウォークはなかなかいいもんです。このルート、なかなか素敵ですよ。また来年歩きたいですね。

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